ふたりのひとりごと

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キャプテンサンダーボルト



 ポリエです。


 阿部和重、伊坂幸太郎共著「キャプテンサンダーボルト」を読みました。

 伊坂作品は全て読んだと豪語しておきながら、

 共著で避けていたのをすっかり忘れ、

 先日ふらりと立ち寄った図書館で借りました。


  

 話の内容はよく出来ていて、のめり込んで読みました。

 ハリウッド映画のようなスケールの大きさ。

 戦時中の話を絡めてくるあたり、ぞくぞくします。


 スタートから伊坂節炸裂で、

 どのあたりが共著なのだろう?と思いながら読み進めましたが、

 たまに違和感があり、あ、阿部さん??なんて思った次第です。

 どのようにこの話が書かれたかは明かされていないようなんですよね。


 魅力的なキャラクターと、小気味よい伏線回収。

 言葉のセンスも、ユーモアもすてきで、

 もうただひたすらに語彙力、発想力が羨ましいです。


 文庫版にボーナストラックが収録されているようなので

 文庫版も読みたいと思います。

 
 ・・・しかし、図書館にはないという悲しさ。

 買いまーす。



 
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