ふたりのひとりごと

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2022年6月に読んだ本

備忘録です。



宇樹義香  #発達系女子の明るい人生計画

大人になってから自身が発達障害であるとわかった
というのは結構聞く。
そして、私も何等かあるかもしれないなと思ったりする。

著者は生きづらいと感じている方の一助になればと執筆。


まるで自分は「常に正しい」とでもいうような人に
たまにぶち当たるけれど、
以前は真面目に対応して乱され疲れた。

けれど、今はもう右から左。
「そうなんだ~無敵だねえ」で終わり。
(もちろん心の声w)
そしてその対応を真摯でないと
自分を責めるのはやめた。
ラクになった。

そういえば、
20代の時に同い年の男性から聞いた話。
自他ともに認める完璧な友人がいる、と。
性格、容姿その他もろもろ。

そして、その友人は彼女から
「あなたが完璧すぎるので私の出る幕がない、別れたい」
と言われてしまうという。

これ、どう思います?
私は当時「そうなんだ~」で済ませたと思う。

完璧だと素で思っているそのズレが
彼女としては受け入れがたかったのではないか?
そして、彼女の優しさ(という名の建前)が
彼が欲しい言葉での別れをしてくれたのじゃないかなあ。

なんだか急に思い出しました。


小さな平屋。-自然を感じる、すこやかな暮らし-

自分だったらこんな間取りがいいな
というものは特になくて、
実在するお宅を眺めながら、
窓が大きいのはいいなあとか
借景サイコー!とか
それはこだわりが強いね!とか
批評するのみ。
いつ、私の平屋計画は具体的になるのか???
それまでは楽しく拝見。


泉麻人 還暦シェアハウス

老いをテーマにしたような本棚が図書館にあって、
よく立ち止まるようになった。
で、年齢が60とか70オーバーの主人公が
いわゆるセカンドライフ
(定年後の人生という定義があるようだ)
を楽しんだり、
悪戦苦闘したりする小説を読んで楽しんでいる。

バブルの時、大人であった方々の考え方、
発想、行動原理…、
バブルを知らない(子どもだった)世代からすると
自分たちの世代とは違うなあって思う。
今どきの若い者は…って言い回し、
注目されがちだけど、
さすがバブル世代だね…って言い回しも
言いえて妙と思われる。
この小説もそうだった。


惣領冬美 チェーザレ

終わらないかと思ったら、
良いところでスパッと終わった。
とにかく絵が素晴らしくて、
日本語が美しくて、
表現にうっとりしたコミックだった。
先生、次は何を描くんだろうか、楽しみすぎる。


以上、4冊でした。

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